実はIWAKIはこれらに認定取得時にこの先費用がいかほど掛かるのかまったく考えていませんでした。ふとブログを書き始めて比較してみようと思ったら「えっ、こんなにかかってるの・・・?」と目を疑いました。これまで家計管理をしていてくれた妻に感謝を述べました(笑)
さて本題です。感染制御認定薬剤師や抗菌化学療法認定薬剤師など、認定薬剤師の資格取得を考えたとき、気になるのは費用ですよね。「結局いくらかかるの?」と疑問に思う方も多いはずです。
(2025.8.8追記:更新時の追加加入学会について情報を修正しました)
感染制御認定薬剤師取得に関してはこちらをチェック
【感染制御認定薬剤師】取得までのステップ まとめ
抗菌化学療法認定薬剤師取得に関してはこちらをチェック
【抗菌化学療法認定薬剤師】取得までのステップまとめ編
新規申請にかかる費用を比較!
※単位取得にかかる旅費・宿泊費等は含みません。(学会、都道府県により若干異なることあり)
| 費用項目 | 感染制御認定薬剤師 | 抗菌化学療法認定 薬剤師 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 認定学会 年会費 | 12,000円 | 9,000円 | 申請時に正会員であること |
| 追加加入 学会年会費 | 9,000円(化療) | − | 例:TDM学会、日本薬学会など |
| 病院薬学認定薬剤師 | 5,500円 | − | 感染制御は必須条件(申請+更新料) |
| 必須講習会受講料 | 8,800円 | − | 感染制御専門薬剤師講習会 |
| 申請料 | 11,000円 | 11,000円 | 共通 |
| 認定料 | 22,000円 | 22,000円 | 共通 |
| 学会参加費(必須) | − | 7,700円 | 抗菌薬適正使用セミナーなど |
| 合計 | 68,400円 | 49,700円 | 感染制御の方が高額 |
抗菌化学療法認定制度 外部リンク
https://www.chemotherapy.or.jp/modules/qualification/index.php?content_id=13
感染制御認定薬剤師 外部リンク
https://www.jshp.or.jp/certified/kansen.html
感染制御認定薬剤師はハードルが高め
感染制御認定薬剤師では、追加で別の学会(TDM学会やICD制度協議会加盟学会など)への加入が必須です。また、病院薬学認定薬剤師の取得も前提条件。つまり、「認定のための認定」が必要ということですね。
ただし、感染制御専門講習会は近年Web参加が可能になり、地方薬剤師にとっては以前より負担が減っています。
抗菌化学療法認定薬剤師は認定学会が日本化学療法学会であるため学会の加入と年会への参加が必須となります。単位に関しては年会に参加することで集めやすくなっていますので費用は掛かりにくいと考えます。
更新申請にかかる費用を比較!(認定期間5年間)
| 費用項目 | 感染制御認定薬剤師 | 抗菌化学療法認定 薬剤師 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 認定学会 年会費 (5年分) | 60,000円 | 45,000円 | 継続入会が必須 |
| 追加加入 学会年会費 | 45,000円 | − | 例:TDM学会など |
| ※追加加入学会年会費 | 47,500円 | − | ※※日本臨床薬理学会 日本薬学会 日本医療学会 |
| 病院薬学認定薬剤師 | 5,500円 | − | 更新・維持費用 |
| 必須講習会受講料 | 8,800円 | − | 期間中に最低1回 |
| 更新申請料 | 11,000円 | 11,000円 | 共通 |
| 更新料 | 22,000円 | 22,000円 | 共通 |
| 学会参加費(必須) | − | 7,700円 | セミナー参加など |
| 学会発表費用 | 10,000円 | − | 感染制御は発表または論文必須 |
| 合計 | ※209,800円 | 85,700円 | 感染制御は高額負担あり |

※2025.8.8追加情報 感染症の認定更新時に※※の学会に加入していなければならないことが抜けていました。
更新時は「学会年会費」と「発表費用」に注目!
感染制御認定薬剤師は指定の学会に入会していなければならずIWAKIは医療薬学会・日本化学療法学会に入会しています。この年会費もばかにならず財布を圧迫しています。更に、更新時に学会発表または論文投稿が必須であるため旅費・宿泊費・演題登録料(多くの方が発表かな)などもかかる可能性があります。
一方、抗菌化学療法認定薬剤師は「単位さえ取れていればOK」という点でハードルはやや低め。講習・学会の多くがWEB対応されてきており、以前よりコスト管理がしやすくなっています。
筆者所見
費用に関して両資格を比較してみましたが、感染制御認定薬剤師のほうが費用がかかることが分かりました。病院薬剤師の給料は今も保険薬局薬剤師に比べ低水準といわれています。所属施設によっては認定の取得や更新に費用を出してくれる施設もあるようですが、現状ではなかなか難しい問題だと思います。
両資格ともに継続には時間とお金が必要なことが分かります。現在取得を検討している方は、更新費用も含めて継続できるようにプランニングが必要だと思います。
今回は深く議論していませんが、地方薬剤師の場合は学会参加・必須講習会参加には旅費、宿泊費がかかります。コロナ禍でWEB研修会やWEB学会など便利になりつつありますので、上手に利用し節約していきましょう。
まとめ
- 感染制御認定薬剤師は費用が高め:新規も更新もトータルで10万円以上の出費に
- 抗菌化学療法認定薬剤師は比較的取得しやすい:必要単位を着実にこなせばOK
- 所属施設の制度を確認! 学会参加や発表に対する補助金がある場合も
- WEB講習を上手に活用して、旅費や移動コストをカット
- 「資格の申請・維持には、お金と体力が必要」これは忘れてはいけない現実です!
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2025年8月8日 一部加筆・修正
2026年10月18日 一部加筆・修正


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